
【芸大の裏側】ヌードデッサンの授業って本当にあるの?現役画家が徹底解説!
こんにちは、写実画家の**山本 周(やまもと あまね)**です!
この記事では、よく話題になる芸大・美大の「ヌードの授業って本当にあるの?」という疑問について、
実際に大阪芸術大学・大学院まで通い、9年間芸大に在籍していた僕の体験を交えてリアルにお話しします!
✅ 芸大に進学を考えている方
✅ 美大出身者のリアルを知りたい方
✅ ヌードデッサンの必要性を知りたい方
そんな方には特に読んでいただきたい内容です!
🎨 結論:ヌードの授業、あります!ガチであります!
芸大や美大のデッサン授業には、ヌードモデルを描く授業が“普通に”存在します。
むしろ、それがカリキュラムの核だったりします。
「えっ、ほんまに裸の人描くの!?」
と、地元の友人に話すと毎回驚かれます(笑)
例えるなら、
「医大に解剖の授業ってあるの?」って聞くのと同じレベルの話。
それくらい、この業界では当たり前のことなんです。
🏫 授業の流れはこんな感じ!
僕の通っていた大学では、週に1回くらいヌードの授業がありました。
👩🎨 モデルさんについて
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大学が正式に雇っているプロのヌードモデルさんです。
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男女両方いらっしゃいます。
🖌 使用画材
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鉛筆
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木炭
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水彩
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油彩 など…自由に選べることも多いです。
⏱ 授業の時間配分
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20分ポーズ→10分休憩の繰り返し
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5分×4ポーズのクロッキー形式もあります
この授業を通して、僕は数百枚以上の人体を描きました。
📏 ヌード授業でのルール(超重要!)
これはどの大学でもだいたい共通していると思います。
ルール | 理由 |
---|---|
❌ 途中の入退室禁止 | モデルさんの集中が切れるため |
❌ 私語禁止 | モデルさんの集中と空気を守る |
❌ スマホ・カメラ類一切NG | 盗撮防止。マナー以前にルール違反 |
✅ 「お願いします」「ありがとうございました」の挨拶を忘れずに | 人としてのマナー |
❌ 飲食禁止 | 作業空間の維持のため |
📌 これらは人としての常識+プロの空間を守るルールでもあります!
🧠 では、ヌードデッサンは本当に必要?
結論:めちゃくちゃ必要です!
特に、人物画を描きたい人にとっては絶対に避けて通れない授業だと思っています。
なぜか?
写真を使って描くときに、写真は1つの視点しか持っていません。
でも人体の理解があれば、奥行き・筋肉の動き・立体構造を頭で補完して描くことができます。
たとえば…
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首をひねったときの筋の出方
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関節の流れや重心の取り方
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服の下の身体の構造 など
写真だけでは分からないものを、「経験と知識」で補って描けるかどうかが、作品の完成度を大きく左右します。
✍️ 僕の経験談:飛び込み参加してまで描いていた!
大学時代はもちろんのこと、
院生になってからも、下の学年の授業に飛び入りして描かせてもらってました(笑)
「今日モデルさん入るよ!」って情報を聞きつけたら、
先生にお願いして**空き時間は全部ヌードデッサンに突っ込む!**というスタイルで、とにかく描きまくっていました。
🎯 今後は絵画教室でもヌードを取り入れたい!
現在、僕はオンライン絵画教室を主宰していますが、
今後は対面教室でヌードデッサンのカリキュラムも導入したいと考えています。
それほどまでに、ヌードデッサンは画力の土台を作る「必修科目」なんです。
🎁 おまけ:絵を学びたい人はお気軽にどうぞ!
僕のオンライン絵画教室では、初心者の方も大歓迎!
学びたい方は、HPお問い合わせページよりまずは無料体験にご参加ください!
📝 まとめ
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芸大・美大には普通にヌードの授業があります
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写実的な人物画を描くには、人体構造の理解が必須!
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写真だけでは補えない部分を補うのが経験と練習
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真剣に学ぶなら、ヌードデッサンは絶対に避けて通れない!
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それでは、次回の記事でお会いしましょう!
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